抜け毛は気になりますが、過剰に気にしては、かえってそれが抜け毛の原因となってしまいます。実は抜け毛には、気にした方が良い抜け毛と、気にしなくても良い抜け毛があるのです!どのような抜け毛を気にするべきか「危険な抜け毛一覧」をご紹介します!
抜け毛は気になりますが、過剰に気にしては、かえってそれが抜け毛の原因となってしまいます。実は抜け毛には、気にした方が良い抜け毛と、気にしなくても良い抜け毛があるのです!どのような抜け毛を気にするべきか「危険な抜け毛一覧」をご紹介します!
抜け毛には大きく分けて2種類あります。「慢性抜毛根」と「急性抜毛根」があります。
慢性抜毛根とは
ヘアサイクルを終え、自然脱毛した髪を指します。そのため健康なヘアサイクルで抜けた髪なので、それほど気にする必要はありません。個人差もあると思いますが、1日「80〜100本」は抜けるといわれています。
急性抜毛根とは
ヘアサイクルの途中で脱毛した髪を指します。髪の毛が十分に成長できていないまま抜けてしまう髪なので、健康なヘアサイクルよりも短い期間で脱毛してしまいます。そのため「急性抜毛根」は気にするべき髪です。
この2種類の抜け毛を見分ける、簡単な方法をご紹介します。
安心できる抜け毛は、数を数えなくても1〜2本だけ手に取って、じっくりみれば判断できます。これからご紹介する項目に該当した方。ご安心ください!抜け毛を過剰に気にする必要はありません!
毛根がマッチ棒のように楕円形をしている髪
抜け毛として気にする必要がない抜け毛の毛根は、「毛根がマッチ棒のように楕円形」をしています。
このように丸くなっている髪であれば、心配しなくても大丈夫です。
さらに、毛根と反対側の毛先が、ハサミでカットされた跡があれば、それは自然なヘアサイクルで抜けた毛だと判断できます。この様な抜け毛は気にする必要のない抜け毛です。
これからご紹介する髪に当てはまった方は、「急性抜毛根」の可能性が高いです。こちらのイラストと照らし合わせて、あなたの髪を2~3本チェックしてみてください。
広汎性脱毛根
毛根の先に、もやしのひげ根のような細い紐状なものが確認出来ます。皮脂の過剰分泌が原因の脂漏性脱毛根と、頭皮が乾燥することで起こる粃糠性脱毛根があり、頭皮のトラブルやホルモンバランスの乱れに注意が必要です。
先尖毛
何らかの理由でヘアサイクルが乱れ、ヘアサイクルが短くなってしまい抜け落ちた毛で、短くて毛先も細い状態です。
断毛
毛根部分がなく、根本が繊維上にバラバラになって切れてしまっている状態です。毛根部や毛根上部から髪の毛が切れてしまい、抜け落ちることがあります。この症状は断毛と呼ばれ、脱毛とは異なります。
これらの髪は「へサイクルの休止期になるまでに抜けてしまった毛」です。もしどれかに該当する髪が、多数見られた場合、何らかの原因でヘアサイクルが乱れている可能性があります。
抜けてしまうペースが速くなっている可能性があるので、薄毛対策に関するケアをした方が良いでしょう。もし気になる場合は、病院の無料カウンセリングを利用して相談してみても良いかもしれません。
毎日チャックする必要はありませんが、1ケ月に1~2回チェックをしておくと安心できるでしょう。毛根の状態以外にもチェックしたい項目をご紹介します。
1、抜け毛が多い時期を確認する
毛にはサイクルがあり、必ず抜ける時期がやってきます。
春や秋髪の毛が抜け落ちる時期であり、毎日50本〜100本は生え変わると言われているので、ある程度髪の毛が抜け落ちていても心配することはありません。
しかし、抜け毛が目立つ時期、危ない時期を知っておくと薄毛の可能性をいち早く知れるもしれません。
2、頭皮の状態を確認する
抜け毛の原因として挙げられるのが頭皮の皮脂の分泌量です。薄毛が進行している人は、普通の人よりも分泌量が多く、無駄な皮脂が毛穴を詰まらせ抜け毛の要因となっているのです。
どのくらい髪の毛が抜けると抜け毛となるのか、本数は実際のところ幅広いです。つい抜け落ちた髪の毛の数に目がいってしまうのですが、すぐに新しい髪の毛が生えてくるのであれば問題ありません。
それよりも抜けた毛の「毛根の状態」や、「あなたのヘアサイクルの状況」、「頭皮の状態」をチャックしておいた方が、早期に危険な抜け毛を発見できます。
以下のリンクでは、20問程度の質問に答えて、AGAのセルフチェックができます。気になる方は試してみましょう。