パーマやカラーを繰り返すと薄毛になるのは、髪が◯◯◯から
パーマやカラーが原因で薄毛になる。
確かにそれは事実です。
どちらも薄毛を目立たなくするのに役立つ方法ですが、どうしても髪の毛へ影響は及ぼしてしまいます。
パーマやカラーが頭皮や髪にダメージを与えるメカニズムとは、いったいどのようなものなのでしょうか。
今回はパーマやカラーと薄毛の関係について紹介します。
パーマやカラーが原因で薄毛になる。
確かにそれは事実です。
どちらも薄毛を目立たなくするのに役立つ方法ですが、どうしても髪の毛へ影響は及ぼしてしまいます。
パーマやカラーが頭皮や髪にダメージを与えるメカニズムとは、いったいどのようなものなのでしょうか。
今回はパーマやカラーと薄毛の関係について紹介します。
パーマやカラーにより髪の毛が薄くなるのは、毛が抜けるからではなく、髪がやせ細ってしまうためです。
髪が細くなるとコシがなくなり、ぺたっとした印象になってしまいます。
すると髪が抜けていないのに、ボリューム感が出せないため薄毛に見られてしまうのです。
ではどんなメカニズムで髪が細くなるのでしょうか。
髪の毛は3層の構造でできており、外側からキューティクル、コルテックス、メデュラに分けることができます。
キューティクルとは髪の毛の最も外側の部分を保護する、うろこ状のタンパク質。
コルテックスは毛髪全体の8割以上を占める成分で、髪の毛の保湿と深い関係のある大切な部分です。
メデュラは髪の毛の芯となります。
普段はキューティクルがコルテックスを保護しています。
ところが化学薬品を使用すると、キューティクルにダメージが加わり、保護効果が弱まってしまうのです。
するとコルテックスの成分が髪の毛から流出してしまい、髪のボリュームが減るばかりか、うまく保湿できなくなるため、髪のツヤやしなやかさも損なわれてしまいます。
また、薬品が主に作用するのは、髪の毛の中でもコルテックスの部分です。
そのため、化学物質の影響も髪の毛へダイレクトに伝わってしまうのです。
化学薬品が頭皮に及ぼす影響についても気にしたいところです。
パーマ剤は強いアルカリ性、いっぽう最近のカラー剤は酸性の薬品です。
どちらも頭皮に付着することで、体質によって炎症などのトラブルになってしまいます。
とくに自宅でカラーをしたりする場合には、美容室でカラーをしてもらうときよりも薬品が付着しがちなので注意が必要です。
頭皮に炎症が生じてしまうと、髪の毛が抜けてしまう原因にもなります。
頭皮の健康状態は髪の健康と直結しています。
もし頭皮のトラブルがある場合は、カラーやパーマはやめたほうが無難です。
ただし、パーマやカラーには、薄毛で減ってしまったボリュームを補うといった利用方法もあります。
薄毛に化学薬品がよくないことは確かですが、もし使う場合には影響をきちんとチェックしたうえで、メリットとデメリットを見極めて使用しましょう。
もし不明点がある場合には、薄毛治療専門のクリニックで相談を受けるのもおすすめです。